英語育児を一緒に始めたお友達から、「どうやって本を読む習慣をつけたの?」と聞かれたので、今日までの長女の変遷を振り返ってみたいと思います。
現在の読書習慣
本を読む習慣がついたと自信を持っては言えないのですが、だいたい本を手に取るタイミングは固定されてきて、本を全く読まないという日は(記憶の限りでは)ないというのが現在の状況です。
本を手に取るタイミングと確率は以下のような感じです。
- 朝食と身支度を終え、登園するまでの時間(25%)
朝は読めない日も多いです。
そもそも起床が遅い、朝食や身支度に時間がかかる、これらが早く済んでも本を手に取るとは限らない…からです。
休日は特に登園というメリハリがないのであまり手に取らず、平日のうち2日間くらいは1〜2冊読んでくれるかな?という感じです。 - 帰宅後すぐ(15%)
降園時間の前に本の位置を入れ替える、新しい本を投入するなどすると、「あれ?これなんだろ〜??」という感じで帰宅してすぐ目に付くようで、手に取ることもあります。このときばかりは手を洗わずに本を読み始めても止めないことにしています。本当は洗ってから読んでほしいけど・・・ - 入浴後、髪の毛を乾かしている間(ほぼ100%)
ドライヤーの音が邪魔で読み聞かせはできませんが、自力読みが始まってからは自分の声は聞こえるからドライヤーの音も許せるようで、髪が乾くまでの間は絵本を読んでいます。ドライヤーをする前に「髪の毛を乾かすから、好きな本を持ってきてもいいよ〜」と声をかけています。
また、長女の髪を乾かすフリをしてちょこちょこ自分の髪を同時並行で乾かしたり、わざと弱風で時間をかけて乾かすことで、本を読む時間をなるべく長引かせています。 - 寝る前、ベッドの上で(100%)
よっぽど疲れて今日は無理・・・という日を除いて、寝る前の絵本タイムは以前(記憶にないけど2歳頃?)からの習慣です。次女は先に寝ているのですが、別室のため、時間や明るさを気にすることなく気が済むまで読みます。
上記以外だと、帰宅して夕食を済ませた後、入浴までの間に読まないこともないのですが、習慣にはなっていないので「読む時間の余地はある」くらいの感じです。
余暇の自由な選択肢からYouTubeなどの動画視聴を消す
ということで、この習慣に至るまでの経緯ですが、自力読みが始まる前の段階でYouTubeなどの動画コンテンツ視聴を長女が取りうる自由な選択肢から消していたことが良い方向に作用したように思います。当時はそこまで意識しておらず、単純にこの中毒性が高く受動的なコンテンツを制限したいと思っていたのみでした。
特に自力読みが始まってからは、私が本を読むように勧めても素直に読んでくれることは多くなく、基本的には長女本人の意思で読んでいるからです。
そのため、本人が自由に選択し得る遊びの中で、他の選択肢となるべく肩を並べる形で絵本を読むことが入ってこないといけません。
ところが、以前の長女がそうだったように、動画コンテンツのように絶対的な選択肢があるとどうしてもそちらに流れてしまいます。
以前の長女にとって、余暇の選択肢はこのような感じでした。
動画>>>>>>超えられない壁>>>>>ブロック遊び、おままごと
つまりほぼ動画一択です。
一方、今はこのような感じです。
ブロック、おままごと、ビーズ遊び ≧ 絵本 ≧ お絵かき、日記やお手紙を書く、折り紙
さまざまな遊びの選択肢が並列になり、種類が増えました。
今のところ、読書はブロック遊びやおままごとには敵わないというのも事実ですが、絵本を読むことや日記を書くことも選択肢として十分と有り得る状態になっています。
ここで疑問になってくるのが、「動画視聴の立ち位置は長女の中でどうなっているのか?」という点だと思います。
実際のところは長女のみぞ知る・・・ではありますが、観察するに、「動画視聴は母の管理下でのみ許されるもの」であり、普段は「お風呂の待ち時間にのみ観るもの」という認識になっていると思います。
日中に動画を観たいと言うことはありません。(「今日はお風呂の前にパウ・パトロールが観たいな〜♫」などと言うことはあります)
外出や外食の際にも動画を観たがることはありません。一方で、こちらから「ちょっと待ち時間が長いから、何か動画観る?」と提案すれば喜んで観ます。
このように動画は完全に親主導で視聴できるものになっています。
これに加えてスクールで30分ほど動画を観ているようなので、実際には親が把握しているより1日の動画視聴時間は長いのですが、それでも平日は1日1時間以内(スクールで30分、お風呂の前に15〜30分)に収まっていると思います。
動画視聴をコントロールできるようになるまで
動画は完全に親主導で視聴できるものになっている、と書きましたが、ここまでくるのは簡単ではありませんでした。
1年ほど前まではとにかく暇さえあれば動画が観たい、親の私たちも動画を観てしばらく静かにしてくれるならいいか・・・という感じで、特に休日、雨の日なんかはかなり長い時間動画を見せていました。
あまりに長い時間観ているときは切り上げようとするのですが、嫌がってギャンギャン泣かれて仕方なく延長する・・・の繰り返しでした。
いわゆるYouTube依存症だったと思います。
とにかくこの「時間になっても切り上げられない」状況が良くないと思ったので、まずは「終わりが決まっているときにのみ見せる」ようにしました。
例えば食事の支度中(食事ができたら終わり)、下の子のお世話の間(お世話が終わったら終わり)、入浴の前(お風呂の順番が来たら終わり)などです。
でも、そうじゃないときに動画を観たがることももちろんあります。
その時はあの手この手で気を紛らわせます。
休日なら散歩やスーパーへのお買い物に連れ出す(休日は午前中2時間、午後3時間くらい散歩させていた時期もありました。)、一緒に簡単なおやつを作る、スクリーンのないベッドルームでかくれんぼをして遊ぶ・・・など。
それでもギャンギャン泣いて観たがることもありました。
その時は?
泣かせとく。
笑
多分、大切なのはここでルールを曖昧にしないで一貫させること。
例外を作らず、態度を一貫させるわけです。
ギャンギャン泣いてうるさい、心苦しい、動画を見せてしまったほうがどんなに楽だろうか・・・と何度も思いましたが、結局動画を10分見せても、30分見せても、1時間見せたところで、最後に動画を切り上げるときにはギャン泣きです。
ならば、動画を一切見せずにギャン泣きさせても結果はさして変わらないなと思ったので、見せないと決めた時間は見せませんでした。
テレビはもちろんつけませんし、パソコンも出さない、iPadもiPhoneもしまい込む。
あなた(長女)が今見られるものは何もありません、泣いても喚いても何も変わりません、という態度です。
動画を見せるのをやめる前日には、ルールを提示しました。
たしか、「今日はこのお話が終わったら動画をおしまいにできる?おしまいにできるなら、明日も観られるよ。でも、おしまいにできないなら明日から動画はなしね。」と言いました。
それで、当然やめられず。。。(これでおしまいにできるならそもそも悩んでいない…)
言葉通り、翌日から動画を見せない。
見せないと言ったから、どんなに泣かれても見せない。
といったような感じです。
子どもたちが小さい頃、離乳食に関して「赤ちゃんは食べるものを自分で決めるべき。(食べないものを選ぶ権利がある。)ただし、親は食べていいもの(逆に与えないものを)を決める義務がある。」というようなことが書いてあるのを見聞きしました。
それに似ていると思っています。
にんじん、きゅうり、なす、パン、バナナ、白身魚・・・お皿に乗せたものはどれをどの順番で食べてもいいし、食べられなければ残してもいい。けれど、お皿に乗せていないお菓子やジュースを食べることは許さない。週末に、少しだけね。
同じように、ブロックでもお絵描きでも絵本でも好きなものでいつ遊んでもいいけれど、動画は親が許したときだけ。
当然泣きわめきますが、一生泣き続けるわけではないので無視です。
「昨日、そうお約束したから」で終了です。
ちなみに長女のギャン泣き最長記録は、近所のスーパーでガチャガチャをやりたいと言って1時間スーパーの床に転がったときです。次いで、コンビニでキャンディを買いたいと路上で駄々をこねたとき。このときは30〜40分ほど地面に転がっていましたが、近所の人に警察を呼ばれて終了しました。(虐待だと思われたらしい)
当時はショックでしたが、最近同じように言うことを聞かずに泣き散らしてその場から動けないということがあったときには、「2時間後には家に帰れるかなあ?」「ちょっと寒くて早く帰りたいから誰か通報してくれないかな」と思いました。笑
これも何かの本で読んだのですが、子どもは「YESをたくさん言ってくれる大人」よりも「ルールを明らかにしてくれる大人、そのルールを一貫してくれる大人」が好きだそうです。ルールをコロコロ変えてしまうと混乱するそう。
なので、私は一度断ったら基本的に譲りません。
動画は観ない、ガチャガチャはやらない、お菓子は買わない。(すべて親の采配で与える)
ということで、動画漬けだった春先までとは打って変わって、昨年の夏頃にはこんな感じになっていました。
長女・3歳9ヶ月(2023年8月度) 成長と読書の記録 - 【英語、留学、中学受験】育児に向かないバリキャリ母のブログ
今と違うのは、朝に二度の動画視聴タイムがあることと、お風呂の前ではなく帰宅後に動画視聴タイムがある点です。
ここからさらに動画の時間を減らしていきました。
まず、朝の1回目、朝食の準備中の動画視聴については、朝ご飯をとにかく早く出すことでやめました。
以前は私と次女が同じ寝室だったため、長女よりも次女と私が少し早く起きることもありました。今は私と長女が一緒に寝ているので、同じ時間に起きています。
先に朝食を作っておくことはできませんが、最初にヨーグルトを出し、その間にミニトマトを切って、昨晩の残りものをお皿に置いて、食パンを置く。これらを食べている間にソーセージと目玉焼きを焼きつつ、次女に朝食を食べさせる。
こんな感じで、朝の待ち時間(=動画視聴の機会)をなくしました。
朝の2回目の動画視聴に関しては直近まで続いていましたが、つい先月終わりました。
長女・4歳3ヶ月(2024年2月度) 成長と読書の記録 - 【英語、留学、中学受験】育児に向かないバリキャリ母のブログ
長女が豆椅子に座っていつも通り朝の動画視聴に没頭していたところ、眼の前に次女が立ちはだかりました。(時々ある。。。)
次女を邪魔に思った長女がドンと次女を押したんですよね。
まあ、そんなに強くなかったので、次女がちょっと後ずさるか尻もちをついて泣きもせずボケっとするくらいの感じだったのですが、「動画を優先して妹に優しくできないなら、もう朝の動画はやめる」と伝えました。それに対して、謝罪があることを私は期待したのです。
ところが長女は私も無視して動画視聴を続行。
そこで私は怒って、もう来週(その日が金曜日だったので)からはないからね!と宣言。
本当にやめるわけではないと思っていましたが、土曜日、日曜日と、「月曜日は朝の動画ないからね」と伝えたところ、特に反論も出ず「はあ〜い」と。
この頃にはもう「動画は親の采配で観られるもの」という認識になっていたのか、すんなりこの時間の動画視聴はなくなりました。
最後の、帰宅後の動画視聴ですが、こちらも「帰ったら即夕食」です。17時にスクールバスが家の近くに到着し、早ければ17時15分頃には帰宅。手を洗ったり着替えたりして、17時半頃には夕食をとっています。
なので、お迎えの前に夕食はすべて完成している状態。復職後にこれができるかがちょっと不安ではあるのですが、ホットクックとシャトルシェフを活用してなんとかやっていきたいと思います。
全く動画視聴時間がないというのも問題なので、先述のとおり、動画視聴終了が明確なタイミングとして入浴前の時間を動画視聴の時間として設けました。夕食後から入浴前までずっと観られるわけではありません。夕食が18時過ぎに終わり、19時頃にお風呂の用意ができて先に次女が入るので、次女が入浴していて長女の入浴の番が来るまでの間観られます。ツーオペの日なら15分程度、ワンオペの場合は30分強(次女のお風呂〜寝かしつけまで済ませたあとに長女の入浴時間がくる)という感じです。
本の勧め方
前段が長くなりましたが、ここからが本題です(!)。
余暇の選択肢のひとつとして読書がありますが、できれば読書してほしいというのが本音です。
そこで、本に手を伸ばしてもらうために我が家で実践していることをご紹介します。
あちこちに本を置く
そもそも家が狭くて、収容量が十分な本棚が生活導線上にあまりないんです。要は本棚が目立たないところにしかない。
なので、いわゆる本棚ではない形で本を置いています。
具体的にはこんな感じです。
これはどちらもリビング。
一枚目は、元々はキッチンに置いていたワゴンだったのですが、キャスターが壊れてしまったもの。粗大ゴミに出すのも面倒だったので、どさどさっと絵本を置いています。いつも子どもたちが遊んでいるジョイントマットのすぐ隣にあるので、長女・次女両方の本を置いています。(最近は次女がここからよく絵本を取るので、長女は嫌がって自分の本を別のところに置きたがるため今はほとんどが次女の本です)
二枚目は次女のお世話ワゴンで、二段目に空いているスペースがあったので本を置いてみました。特別目がつく場所ではないのですが、普段と違う場所に絵本があると「おや?」と思うようで、手が伸びます。また、このワゴンはソファの隣に置いてあるため、ソファに座って髪の毛を乾かすときに私がここに手を伸ばして「これとか読んでもいいよー」とソファの上に並べることもあります。
また、行儀が悪いのは承知なのですが、ダイニングテーブルにも常になにかしら本を置いています。
食事中にぱらぱらっと本をめくることも。。。
行儀は悪いけれど、本を身近に思ってくれるのであればOKと思うようにしています。
以前にヨンデミー 笹沼氏のXのスペースを聴いた際、「本について思い出している時間も読書」だし、「表紙から本の内容を考えることも読書」だとおっしゃっていたのを聴いて、そういう考え方もあったのかと感銘を受けました。
なので、本を読むことばかりに気を使うのではなく、本が身近にある状態かを意識するようにしています。
ちなみに寝室は今、こんな感じです。
生活感満載でごめんなさい。
ベッドフレームに携帯などを置ける溝があるのですが、そこに今読んでほしい絵本を置いています。だいたいここから選んでくれます。
以前は寝室の床に絵本が散らばっていた(本当に散らばっていた)のですが、さすがにそれはまずいかなと思ったので、今は適当なボックスに入れてベッド脇に置いています。
リビング、寝室ともに、絵本の位置はなるべく頻繁に入れ替えるようにしています。
そうすると違和感があるようで絵本がよく目に付くようになります。
いつも同じ本が同じ場所にあると、風景みたいになって気に留めなくなっちゃう感じがするんですよね・・・。
朗読CDを活用する
朗読CDは四六時中流しています。
むしろここのところは朗読CDのないような絵本はあまり買っておらず、朗読CDありきで選んでいるところもあります。
かけ流しについては他にもこちらの記事で紹介しています。
朝登園するまで、帰宅してから夕食をとりお風呂に入るまで、お風呂の中・・・と常に何かしら流している中で、一番多いのが朗読CDです。年齢的なことも加味するとやはり音から入っていくのが良いのではないかと思います。
朗読CD、自力読み、読み聞かせのトリプルコンボは最強です。
朗読CDで正しい音を理解する、リズムを知る、内容を大雑把に把握する。
自力で読んでみる。読みきれなくても多少でも目を通してみる。
読み聞かせによってさらに音を染み込ませていく。(とある研究によると、CDなどの音より人が話す声のほうが記憶に入りやすい?とかなんとか。とにかくCDにはCDの、読み聞かせには読み聞かせのメリットがあると思います)
特定の本を読み進めたいときには、上記の3つをステップを踏んで進めていく・・・のではなく、とにかくできるときにできるものを、求められたときに求められたものをランダムに提供していきます。
朗読CDは暇さえあれば積極的に聞かせて、
本を目の前に置いておき、1ページ、いや挿絵だけでもいいから見てもらう。
時間があるとき(登園前などで時間が切羽詰まっているときより寝る前など)に自力読みにチャレンジしてもらう。断られたら喜んで読み聞かせる。
それであるとき、朗読CDを流すときに興味を示したら再度自力読みを促してみる。
・・・みたいな感じで、長女は今のところ一冊で読み切れるのが450wordsくらいが限度なのですが、とうとう750wordsの本を自力で読み切りました。
新しい本をどんどん投入する、シリーズはまとめて買ってまとめて出す
長女はけっこう素直なので、目についた本が新しいものだと「なんだろう?」と思うようで、だいたい手に取ってくれます。(手に取るだけで、読まないときもあります)
最初の頃は1冊ずつ出していたのですが、私が面倒臭くなってしまうのと、意外とまとめて出してもそれはそれで良い効果があったので、今はまとめて出すようにしています。
まとめて出してみて良かったことは、「なんか新しい本がたくさん来た!」というインパクトがあって、一気にその本に吸引されること。
レベル感にもよりますが、今長女が読めるMAXの語数が一冊あたり400語程度で、200〜300語程度の本なら新しいものでも5〜8冊くらい「なにこれー??」みたいな感じで一気に読んでくれます。(その日だけですが!)
一度読んでしまえば再読するハードルも下がるし、シリーズの中でもお気に入りのものとそうでないものが出てくるので、一度読んだあとはお気に入りのものを中心に勧めることで再読を促しています。
シリーズを一気に出したいのと、お気に入りのものは何度読んでもいいと思うのと、次女がいるので置いてある本がぐちゃぐちゃになってしまうリスクが高い…などの理由から、最近は図書館で借りるのはやめて基本的には定番のものをまとめて購入するようにしています。
Dr. SeussやAn Elephant and Piggie Bookなど、THE定番の本はメルカリなどのフリマアプリで安く販売されているので、1冊あたり数百円で買うことができます。
次女もいるので二人分と思えばなお安い買い物だと思って、買っては家中にばらまいています。
わざと次女に読み聞かせる
これはまだ英語育児を始めたばかりの頃に使っていたテクニックです。
長女が英語の絵本の読み聞かせを嫌がるとき、わざと長女の前で次女に読み聞かせをしていました。
この頃はまだMaisyちゃんシリーズなどだったので、次女に読み聞かせてもレベル的にもちょうど良い感じでした。
最初の頃、長女は「Maisyちゃんの本は読みたくないの!」と怒っていましたが、「長女ちゃんに読んでるんじゃなくて、次女ちゃんに読んでるの。聞かなくていいよ。」と言うと、悔しいようで途中から一緒に聞きに来るようになりました。
また、自力読みするようになってからは、「私が読むから!」と私から絵本を奪って次女に読み聞かせする様子も時々見られるようになりました。
笑えるポイントを共有する
これは絵本に限らず動画などもそうなのですが、なるべく一緒にコンテンツを見聞きして、そのコンテンツの中で共有できる爆笑ポイントを見つけて大げさに楽しむようにしています。
例えば、今読んでいるan elephant and piggie bookなら、elephantが「nooooooooo!!」と叫ぶところとか、dr. Seussの「Hop on Pop」なら、やたら長い単語を読まされるところ(「Constantinople and Timbuktu」)とか。
動画で言えば、Cinderellaのネズミたちが「don't, don't, don't, don't, don't...!」と首を横に振るところとか。
なんか笑えるなってところを大げさに一緒に笑って、絵本を読んでいないときに時々それらのフレーズを出して一緒に笑っています。
そうすると、その絵本や動画がおもしろかったという気持ちが思い出されて、また一緒にそれを見たり読んだりして一緒に笑いたいという気持ちになるみたいです。
なんというか、内輪ノリ的な感じなのですが。
特に長女の自力読みが始まってからは、彼女が読んでいるのを横でボケーっと聴いているだけになってしまうこともあるのですが、同じ本を読んで一緒に笑って、本を読むって楽しいね!という気持ちをなるべく大きくできるように時々頑張っている次第です。
移動時間を作る
お友達と遊ぶとなると近所がありがたいというのが本音ですが、実は移動時間(特に車ではなく電車)っていいなと気付いたのが最近のことです。
先述のとおり、動画は母の采配で見られるものなので、移動時間は基本的には動画はナシ。でも移動時間って暇ですよね。なので、語りかけor読書です。
これが、車だとなかなか難しい(運転してるからしゃべってばかりはいられない、絵本を読んであげることもできない)のですが、電車だとずっとしゃべっていられます。
絵本もたくさん読めるわけではありませんが、片道1時間あって、乗り換えが2回くらいあるとすれば、各路線で1冊ずつ、3冊くらい読めますね。これだけで平日最低限読みたい量を休日の午前中の段階でクリアできる。
幸か不幸か、長女は休日の私の外出にとことんついて来てしまうので、私もヤケクソになって絵本を大量に持って長女をあちこちに連れ回しています。
たくさん読めないときももちろんありますが、家でYouTube漬けよりはマシかなと思うことにしています。
声掛け
小さなことですが、声掛けはこまめにしています。
そして、必ずポジティブにしています。
本を読みなさいとか、読んだらどう?などとは言わずに、「ドライヤーするから読みたい絵本を持ってきていいよ〜」「登園まで時間があるから、絵本1冊だけなら読めるよ」とか、「ママこの絵本好きだから読んじゃおっかな〜」とか、あくまでちらつかせる感じにしています。
それで断られることもありますが、その時は「そっか〜」で潔く引き下がるようにしています。
まだまだ多読には程遠いと思っていますが、こんな感じでYouTube中毒から絵本が身近にある生活まで持ってくることができました。
動画をやめるところはかなり力技というか若干無理やりな感じもありますが、動画を観る止めるでイライラすることがほとんどなくなり、絵本は読まなくとも手先を使った遊びに時間を割くようになって、本当によかったなと今では思っています。
絵本代が馬鹿にならないなあと思うときもありましたが、先輩ママから「後々英語塾に通わせる場合を考えると、絵本を買うなんて安いものよ」と言われて確かになあと思いました。(特に子どもが二人いると、塾は再利用できないけれど絵本は引き継げるのでコスパが良い!と思います)
さらに習慣化できるようにしていきたいので、みなさんのお取り組みもぜひ教えていただけると嬉しいです。