英語のかけ流し教材については以前にこちらの記事に書いたとおり
ですが、ここのところはNetflixのアプリをバックグラウンド再生して、映像を見せずにpeppa pigのアニメの音だけをひたすら流しています。
というのも、長女はかなり自力読みが進んでいるので最近はあまり朗読CD/音源の出番がなく、何を流そうかなーと思ったときに思いついたのが会話の強化でした。
最近は母と積極的に英語で話したがる、かと思いきや、全然話さない日も。
そろそろ私の会話のバリエーションの少なさに気づいてしまったのでしょうか。
元々英語育児を始めたモチベーションも、人と英語でコミュニケーションが取れるようになってほしいというのが第一だったので、日々のやり取りはできるようになってほしいなと思い、1番生活に近い会話が繰り広げられているであろうpeppa pigをかけ流し教材に選びました。
たまたま、なんですが、こんな記事も見つけて、peppa pigの優秀さを再認識!
『Peppa Pig』の番組には、幼児の英語学習を助ける重要な要素がいくつかあります。最もよく使われる2,000語は、英語を学ぶうえで重要な構成要素です(O’Keeffe, McCarthy, and Carter 2007)。したがって、英語学習のプログラムが効果的であるためには、この2,000語の大部分が含まれていなければなりません。
最近のある研究では、『Peppa Pig』の番組で使われている英単語がBritish English National Corpus(イギリス英語の書きことば、話しことばを大規模に記録したデータ)と比較されています。結果、『Peppa Pig』には、イギリス英語で最も頻繁に使われる2,000語の80%以上が含まれていることがわかりました (Scheffler, Jones, and Domińska 2021)。
ほかにも、『Peppa Pig』で使われている英語には、明瞭でゆっくりとした話し方である、重要な単語やフレーズが繰り返される、冠詞や前置詞などの文法的な単語が非常に頻繁に使われている、といった特徴があります。『Peppa Pig』では、「What are you doing?(何をしているの?)」 のような定型文が繰り返し使われていますが、これは暗示的な学習を促進します(Ortega 2013, 114–16)。
ある特定のフレーズが文脈の中で繰り返されると、そのフレーズがほかのフレーズをつくるための構成要素になることがわかります。例えば、「What are you doing?(何をしているの?)」の「What」は、「What are these?(これらは何ですか?)」や「What is this?(これは何?)」でも使われます。このようなことへの気づきは、学習者が文法知識を構築するための出発点となります。
しばらくはpeppa pig中心にかけ流ししていこうと思います!