子どもの英語習得は視覚が8割(YouTube動画要約)

 

何やらX(旧Twitter)でこちらの動画が話題になっているのを目にしたので、視聴してみました。

若干あおり気味なタイトルに反して、内容は実に堅実で保守的。

個人的にはもう少し攻めた内容を期待しておりましたが笑、現実的に参考になる情報も多かったため、要点をまとめておきます。

 

www.youtube.com

 

 

インプットとアウトプットのバランスは9:1

 インプット:読む、見る、聞く

 アウトプット:話す、書く

 アウトプットとは、自動化するところまでを指す。一旦日本語に置き換えるのではなく、そのシチュエーションになったら反射的にその場面に合うフレーズが出てくるようなイメージ。

 余談だけど、面白かったのは「Long time no see」の成り立ち。文法的にはめちゃくちゃらしいが、中国人が中国語の語順で示したものらしい。それをアメリカ人が使うようになって、浸透していったそう。逆輸入やん。

 

第二言語習得研究(SLA)メソッドで重要な点

  1. 学習者の年齢

    大変だけど、音から入るのが重要。子どもは音の塊から入っていく。

    子供の年齢が低ければ低いほど、音で学ぶ方が効率が良い。

    小学校1年生くらいであればR.Lの違いは1時間くらいで理解できる。

     

    文法や単語の学習効率のピークは18歳くらいと言われている。

    まずはインプットの時間を確保する。
    この話のときのグラフ見たらびっくりしちゃったよ。30代とかさ、もう音もダメだし文法・単語もダメじゃん・・・って思ったw 頑張って勉強しよう。笑

     

  2. 母語の転移

    バイリンガルのあり方は多様

    2つの言語が拮抗して伸びる場合もあれば、どちらかが先に伸びる場合もある。

    この点については専門の書籍などを読んで親が理解した方がいい。

     

  3. インプット

    五感を使う

    視覚 80% ← 視覚が8割!映像と音声が伴っているものが効果的

    聴覚 16%

    嗅覚

    味覚

    触覚



  4. アウトプット

  5. モチベーション(楽しく!)
    親が英語をスラスラ話してかっこいい姿を見せる。
    もし親が英語が得意でない場合は、子どもが英語を使って活躍できる場面を作って褒めるようにする。

 

 

年齢別の英語学習ロードマップ

 

 

 

 

 

小1からフォニックスを始めたとして、1〜2年ほどでフォニックスは身につく。

そこから多読に入っていく。

フォニックスを使いながら読む。

絵が少ないチャプターブックスという本に移行していく。

一定の読書量を確保していくと、ネイティブスピーカーと遜色がないレベルに英語が上達する。

小4くらいまでは多読で読書量を確保するべき時期。

本当はこれくらいの年齢(小4〜6頃)が一番英語力を伸ばせる時期だが、中学受験が被ってきてしまうケースが多いので、そういう場合は中学受験を優先して、中学生になったらまた英語学習を始めれば良い。

 

 

シャドーイングは筋トレ

映画などをだらだら見るのは有酸素運動

両方やれば良い。

 

小学生の間は多読、ですね。

我が家は公立小進学予定なので、ここをサポートしきれるかどうかが焦点になりそうです。